# 2018年の注目技術
もう1月も終わってしまって今更なのですが,覚書という意味で書いておきます.
## WebAssembly
2017年にはブラウザ標準対応もされ,いよいよといったところです.
新しめのネイティブ言語のコンパイルターゲットとしてもサポートされ始めているので,Webの実質標準のJSを置き換えられるようになって欲しいです.VirtualDOMを操作する例を見たので,思ったより色々出来そう.
## [Poincaré Embeddings for Learning Hierarchical Representations](https://arxiv.org/abs/1705.08039)
機械学習におけるデータ表現としてベクトル空間への埋め込みがありますが,それの双曲空間版といった感じです.
数学の分野は**双曲幾何学**で,以前に少し勉強していた**微分幾何学**と関連がありそうなので,そっちも再開していこうと思います.
[曲空間の幾何学―古典幾何から初等微分幾何まで](https://www.amazon.co.jp/%E6%9B%B2%E7%A9%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E5%B9%BE%E4%BD%95%E5%AD%A6%E2%80%95%E5%8F%A4%E5%85%B8%E5%B9%BE%E4%BD%95%E3%81%8B%E3%82%89%E5%88%9D%E7%AD%89%E5%BE%AE%E5%88%86%E5%B9%BE%E4%BD%95%E3%81%BE%E3%81%A7-P-M-H-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3/dp/425411124X)という本が良さそうなので,良い頃合いで入手して読み進めたい.
実装自体は[Facebook Researchから公開されている](https://github.com/facebookresearch/poincare-embeddings)みたいなので,コード読んで動かしてみたりしながら応用出来るようにします.
## [Astro Programming Language](https://github.com/appcypher/astro)
Twitter見てたら流れてきたやつ.GC無しの静的型付けで,Python風の構文で書けるネイティブ言語らしいです.
数値計算向けって書いてあったのでJuliaを彷彿とさせますが,これはWebAssemblyもコンパイルターゲットとして用意しているみたいで,上記と関連して注目していきたいです.
## 統計的因果探索
同題のMLPシリーズの本を昨年買って放置していたので,それを読んで実装までやりたいです.まだ詳しく無いので雰囲気ですが,自然言語の意味解析とかに使えそうな印象.
研究に関係して,グラフィカルモデルのキャッチアップの必要性も感じているので,関連付けて学んでいければと思います.
## React Native
今年になってAndroidスマートフォン(フリーSIM)を入手し,せっかくだから何かアプリを作ろうということで.素直にJavaをやらないのは好みの問題です.
# 2018年にやりたいこと
* キーボードアプリ作る
* 機械学習を用いた日常生活に変化を与えるソフトウェアの開発
* 料理
* 音楽
* カメラ
* 嗜好
* TOEFL iBT受験(スコア80↑)
* 国際学会発表
* 自動車の運転(脱ペーパー)
* 息を吐くような英語スピーキング
* 紙をなぞるような英語ライティング
© 2018 Eddie.